[移行記事]Copernicus (COP3.0) のMaterialPreviewを動作させるためにプレビューレンダーをVulkanに変更する
copernicsはマップの作成のためにジオメトリを読み込んでマップに変換することができる。

元記事のデータ
記載日:2024/ 09/ 01,
移行する際にわかりづらいなと感じる部分があれば一部加筆、修正している可能性があります。
元記事のリンク
https://www.notion.so/vulkan-MaterialPreview-height-3e2caa82e7434cc2800fcbaaacb00fbc?pvs=4
環境
Houdini Indie 20.5.278
Copernicus (COP3.0)の Material Preview Nodeについて
Houdini20.5で目玉機能の一つにHoudiniのSubstanceことCopernicusがある。
Houdini上でノードベースのテクスチャ作成、他コンポジットやベイクマップ作製などいろいろできる機能でベータ版とは思えないほど素晴らしい機能。

MaterialPreviewノードについて
PBRベースのテクスチャ、ハイトマップなどをプレビューするためのMaterialPreviewというノードがあるのだがこれはビューポートレンダーがVulkanでないとHeightが出なかったり、リフレッシュされなかったりと正常に動作しない。

ビューポートがVulkanになっていない理由
20.5からデフォルトのビューポートレンダーはvulkanなのだが、旧バージョンから設定フォルダを上書きし、設定を依然と一致させている環境ではHoudiniGLの状態になっている場合がある。

この場合、MaterialPreviewを使いたい場合はシーンレンダーをVulkanに設定する必要がある。
ビューポートのレンダーをvulkanに変更する
Copernicusでマテリアルの見た目を確認するためのノード、MaterialPreviewノードはビューポートの設定がOpenGlでは正常に表示できないのでCopernicusを利用したい場合、ビューポートのレンダリング設定を「vulkan」に変更する
- 上部メニュー Edit/ Preference/ 3D Viewports から Preference Window を開く
- Renderの項目をvulkanに変更
- 再起動

Heightが確認できれば成功。

Copernicus はゲーム開発のシーンにおいてもテクスチャ周りの自動化やプレビューなどで色々できそうです。

fish_ball
プロシージャル魚類