おすすめした岩のチュートリアルを追う①
おすすめした以上はね

概要
最近岩のチュートリアルを知人におすすめする機会があった。
(https://www.procedural.jp/articles/p9toa-c3f)
自分も追いなおして紹介されているテクニックなどをまとめていく。
本記事の内容
Free Masterclass: Developing Complex Details Using Volumes in Houdini
上述のボリュームベースで岩のディテールを作成するチュートリアルを追っていく。
非常に素晴らしいクオリティの岩を作成できるチュートリアルです。
本記事はこの動画の35分くらいまで。
紹介されているテクニック
◇ VOPのテクニック
- clampでボリュームノイズの適用範囲を制御する

- VolumeSampleのサンプル位置にノイズを入れることで表面にノイズを加える
表面というか、厳密には密度に差がある部分にノイズが掛かる
VolumeSampleノードは「Signature:Primitive Name」、「Input/ First Input」、「Primitive Name/ Density」に設定

- 大きい範囲のノイズを適用したい場合はVDBActivate/ Expandでボリュームを広げる

- worleyは出力1と出力2の差分をとって使う ノードがAmplitudeを持っていないのでmul constを使って影響を強める

◇ Voronoiのテクニック
- scatterのrelax pointsをオフにしてvoronoiパターンをランダムにする

補足:Houdini20.5における Voronoi の visualize pieces

補足:Houdini20.5における Voronoi 重なったポリゴンを削除

- voronoi用のscatterにノイズを入れて分割パターンをコントロール
(vop のあとのtransformは x scale=0にして平面の移動にしている)

- voronoi用のscatterにpoint replicateを入力して大小存在する分割パターンに変換

- divideでvoronoiに分割を追加し、平面成分にノイズを加えてゆがませる

補足:分割追加時のvop。平面に該当するP成分にanoiseを加えている

ここまでで大体35分。
区切りはよくないけど量が増えてきたので以降は次回へ

fish_ball
プロシージャル魚類