Voronoiの知識を深める
岩を作成するフローを深めるにあたり思い通りにVoronoiができるようになりたい

環境
Houdini Indie 20.5.445
Voronoiとは
数学の図の1つ。分割対象の図形と分割後のパーツの中央となる基準点を入力し、基準点ごとの中間に線を引いた図形。
基準点を中心とした立体に分割するため、基準点と等しい数の分割されたメッシュが生成される。



VoronoiFractureについて
主要な設定項目
create interior Surface
内側の破片を作成するかどうか

name attribute
破片ごとに固有のnameattributeを設定できる

interior group
破片の内側として生成されたフェースのグループ
内側のマテリアルを変更したい場合のアサイン先とかに使える

marge with existing groupを有効にすると再起的に実行した場合などに継続して扱ってくれる

copy cell point attribute
基準点の持つアトリビュートを破片に転送する

組合わせると便利なノード
ISO Offset/ Scatter
voronoi fractureのリファレンスにも書かれているvoronoiの基準点を用意するベターな方法

points from volume
入力した形状の内側にポイントを均一に敷き詰めてくれるノード

point replicate
入力したポイントの周辺にポイントを生成する。 集合したポイントが作れるので細かい破片のような表現をつくれたりする

explode view
指定のアトリビュートでグループ分けし、重ならないように移動してくれる。破片の形状の確認に利用できる。

assemble (pack) / unpack
ボロノイの出力メッシュをパックオブジェクトにすることでパーツごとにデータを処理できる。
(packノードでも同じことができる)
メッシュに戻す場合はunpackに接続する。


粉砕パターンの作成メモ
ひび割れた立方体
points from volume + point replicateで規則的な分割に細かいひび割れが入っているような形状にできた。

再帰的にvoronoiを実行する
packしてパーツごとにグループ化し、splitで対象のみをvoronoiに送る。
for each内での処理の分岐はsplitが便利。


fish_ball
プロシージャル魚類