おすすめした岩のチュートリアルを追う③
おすすめした以上はね

概要
最近岩のチュートリアルを知人におすすめする機会があった。
(https://www.procedural.jp/articles/p9toa-c3f)
自分も追いなおして紹介されているテクニックなどをまとめていく。
本記事の内容
Free Masterclass: Developing Complex Details Using Volumes in Houdini
上述のボリュームベースで岩のディテールを作成するチュートリアルを追っていく。
非常に素晴らしいクオリティの岩を作成できるチュートリアルです。
本記事はこの動画の1時間25分くらいまで。
また、1時間25分くらいから2時間くらいまではここまでのテクニックを利用した岩づくりとなっていたので
チュートリアルを追う④は2時間目くらいからの内容となる。
1時間5分くらいまではこちらの記事を参照:https://www.procedural.jp/articles/bt1pw5qol
紹介されているテクニック
前のブログからの続き
ボロノイで分割した破片をpackし、破片ごとに削減する
- チューブ、VDBFromPolygon、scatter、VoronoiFractureを作成
- VDBFromPolygonはDistanceVDBをオフにしてFogVDBを作成
- voronoiで分割したピースをnameでパック
- この状態だと同一のnameごとのプリミティブ単位で削除することができる

※補足1:packしないと以下の画像のようにプリミティブで消えていく

※補足2:チュートリアル動画だとassembleでpackプリミテイィブを作成している

ボロノイ分割を縦に引き延ばすと岩的な有機形状になる
ちなみにチュートリアルだと縦方向にスケール3倍にしていた

VDB From Polygon の Fill Interiorを有効にすると体積の大きさを密度に変換して扱える
fill interiorを有効にすると密度がグラデーション上になるので密度に応じて影響度を調整できる

volume sliceで並べるとこんな感じ 内側までの距離が長いほどdensityが高くなるボリュームとして扱える

packしてメインの岩以外の分離したパーツを削除する
- convert vdbした後のメッシュにassembleを接続し、create packed primitiveを有効
- delete(動画だとblast)でパックを選択し、delete
- 対象選択するとそれ以外の分離しているメッシュが消える

この後動画が1時間25分~2時間くらいまで紹介してくれたテクニックで実際に作ってみるという内容になるので、
ここで区切った関係上、いままでのブログ記事より内容が少なくなってしまった…

fish_ball
プロシージャル魚類