(浅めの理解で)COP3で画像を結合した画像を作成する
チャンネルごとにレンダリングした画像を一枚にまとめる。 タイトルの「浅めの理解」というのは設定や用途などがまだ詰め切れていなそうな部分があるからです。

環境
Houdini Indie 20.5.487
目的
前回チャンネルをRenderVarに分け、それぞれレンダリングができたところまで行けた。
RenderVarごとにRenderProductを設定し、各チャンネルをレンダリングする
https://www.procedural.jp/articles/1nyqkb__fxd4
元々、Virtuosの作成していたプロシージャルモデリング結果のカタログが非常に魅力的で再現を試みていた内容なので最後にCopernicusを使って画像を結合する。
COPで画像を合成する
ちょっと理解できているか怪しいですが一応、目的は達成できた。

画像の大きさを変更する
レンダリングした画像を読み込み、cropに接続する。
BorderをConstant、UnitsをTextureに設定し、PixcelPaddingで画像の大きさを変更できる。

文字を合成する
各チャンネルの画像には何のチャンネルかわかるようにしたいのでチャンネル名を合成する。
fontノードを作成し、normalなどのチャンネル名を入力する。
fontノードの出力はOutputTypeがMaskとされているモノクロ画像なのでblendのmaskに入力し、constantで作成した単色とテクスチャ画像を合成する。

移動して合成する
文字を乗せた画像も同様にcropでサイズを変更し、transform2Dで移動する。
移動値は入力画像のアスペクト比準拠の値で移動する。
今回縦長の画像でアス比が 2:1.33 のものだったため、1.33ずつ移動している。
移動したのちBlendを作成しそれまでの画像と合成する。

画像の出力
以上の構成を各チャンネルごとに行い、最終出力をSOPImageOutputで指定すると出力できる

このSOPImageOutputを前回作成したTOPに接続すると一括出力時に結合画像も一緒に一括で出力できる

サイズを大きくするのがcropでいいのだろうか、移動値はアス比ではなくピクセルではできないのだろうか、ところどころ怪しいところはあるのでより良さそうな画像があれば更新したいです。

fish_ball
プロシージャル魚類